飯野川可動堰記念碑

Go Index Back 北上川水系に戻る Last update 2002/08/10


此の地に飯野川可動堰ありき
建設大臣 内海英男

表面の図

(裏面)
 ご苦労さん飯野川可動堰・・・・・・・これは、この地域に住む人たちみんなの心の中にいつまでも忘れることなく生きつづける心情であろう。私達の祖先は川から大きな恵みをうけていた一方、洪水やかんばつに悩まされ幾多の尊い人命財産を失ってきた。
 内務省は明治末から新川開削に着手し昭和6年にはわが国土木技術の粋を結集した飯野川可動堰が完成した。当時東洋一といわれ爾来治水、利水、そして交通の要衝として果してきた役割ははかりしれず、堰なくしては今日の私達のくらしはあり得ない・・・・と云っても過言ではない。 半世紀にわたるつとめを立派に終り、新たに建設された北上大堰にその役目を委ね静かにその姿が消え去る今、ふるさとの思い出として永遠にいき続ける「飯野川可動堰」に感謝の心をこめてこの碑を建立する。
 昭和五十八年七月
 飯野川可動堰記念碑建立委員会
 会長河北町長 横山 崇
 協賛 東北建設協会


Go Index Back 北上川水系に戻る Go Topページトップへ

kasen.net Copyright (C) 2002-