北上川水系に戻る 磐井川に戻る Last update 2004/03/24
大久保橋から下流をみる
大久保橋から上流をみる
国土交通省五串水位観測所
水系名 北上川
河川名 磐井川
位置 一関市厳美町字下谷地
河口(合流点)よりの距離 16.5km
流域面積 172.5km2
零点高 59.000m
指定水位 1.7m
警戒水位 −
計画水位 −
既往最高水位 昭和54年10月19日5.90m
観測開始 昭和41年4月10日
貞山桜
厳美渓の両岸に,50本程老木の桜が残っています。この桜は,伊達政宗公が仙台市躑躅岡の植栽と同年に数百本の桜を植えたと伝えられており,その桜と思われます。
伊達政宗公は,雅号を貞山公と言っておりましたので,その名をとって貞山桜と呼ばれています。
厳美渓について
一.指定の種類
名勝天然記念物
二.指定月日
昭和二年九月五日
三.指定の理由
本峡谷の特徴は石英安山岩が滝や川の流れに侵蝕されて後退し,数多くの甌穴が相合して峡谷をつくり,甌穴と峡谷との生成関係を示しており,また,水は清く石は奇に富み,瀑布や急瀬深淵等極めて変化の多い径間にあります。
四.説明事項
岩石
石英安山岩質凝灰岩層が堆積当時の高熱と自重による圧力のために二次的に変質して生じた石英安山岩で,柱状節理が発達しています。
甌穴(おうけつ)
別名甌穴(かめあな)ともいい,河床が岩盤より成る場合,底に凹みが生じその中に入り込んだ礫が水流とともに廻転して次第に周囲を削磨して生じた甌状の窪みをいいます。
文化庁
一関市