珊瑚橋

Go Index Back 北上川水系に戻る Last update 2004/06/26






















珊瑚橋の由来
 初めは木橋で、明治四十一年立花村の高舘徳次郎が私財を投じて架けた有料の橋で組合運営。名前は国見山の北尾根にある珊瑚岳からとったもの。この木橋は、完成した翌年に洪水で流失するなど、たびたび流失、架け替えが繰返された。
 大正末期〜昭和初期にかけて、川の東部の展勝地開園、岩谷堂街道・口内街道の開通などによって珊瑚橋の交通料が増え、昭和八年、現在の永久橋に架け替えられた。長さ二五三・八m、幅五・五m、工費二十余万円。形式は、東京の両国橋や大阪の天満橋と同じゲルバー橋(創案者の名)といわれるもので、当時としてはモダンな橋で夜間照明もあり、県下一、二の名橋といわれた。
 土木文化財として貴重。
 平成元年三月
  北上市教育委員会


Go Index Back 北上川水系に戻る Go Topページトップへ

kasen.net Copyright (C) 2004-