伊豆沼

Go Index 日本の川に戻る 北上川水系に戻る 旧北上川に戻る 迫川に戻る Last update 2006/04/05










国設伊豆沼鳥獣保護区
 伊豆沼・内沼は、我が国有数の渡り鳥の集団渡来地です。10月から3月にかけてオオハクチョウやマガンなどの水鳥が多数渡来します。
  このため環境庁は、この区域一帯を国設鳥獣保護区に設定するとともに、主要区域を特別保護区に努めています。
 ここでは、鳥や獣を捕獲することは禁止されています。また、特別保護地区内では水面の埋立や工作物の設置等の行為も規制されています。
 環境庁

設定面積 1,450ha
(特別保護地区 920ha)
設定期間
 自 昭和57年11月1日
 至 昭和77年10月31日

伊豆沼・内沼県自然環境保全地域
 下図に示した地域は、特に自然環境がすぐれている地域なので、自然環境保全地域に指定されています。

1.指定年月日
 昭和48年9月1日
2.指定面積
 559ha
3.自然環境の特質
 伊豆沼・内沼は東北地方の中緯度における唯一の大規模な湖沼であり、夏鳥の繁殖地、渡り鳥の中継地、白鳥・ガン・カモといった冬鳥の越冬地として野生鳥類の重要な湖沼となっています。また、ハスやヨシ群落、マコモ群落といった水生植物やコバンムシやムスジイトトンボなどの貴重な昆虫類やゼニタナゴ・タナゴといった魚類などの動植物の宝庫ともなっています。
4.ラムサール条約登録湿地(1885年<昭和60年>)
 ラムサール条約とは、1971年2月(昭和46年)イランのラムサールにおいて開かれた国際会議で「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」として採択されたことから、その地名をとり「ラムサール条約」と呼ばれております。この条約は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地及びその動植物の保全を推進することを目的としています。伊豆沼・内沼は我国2番目、本州では唯一の指定地です。
5.行為の規制
 この地域はすぐれた自然を保護するために、一定規模以上の開発行為を行おうとする場合は、県条例により許可等を受けなければなりません。詳細は最寄りの町役場又は農林事務所にお問い合わせください。
 宮城県







保全型給餌池 Coservational Feeding Ponds

 この保全型給餌池は水鳥の糞や餌によって汚れた給餌池の水を水生植物のマコモ等をつかって浄化したのち、伊豆沼に戻す水質保全を目的とした施設です。 保全型給餌池は給餌場である主池、主池を夏干しするための副池、マコモによって浄化をはかる浄化田からなり、浄化田で生育したマコモは、そのまま白鳥の餌になるという自然のエコシステムを応用したユニークな施設です。
 また、給餌池の周辺には湿地復元事業の一環として、ハンノキ、ヤナギ、マコモ等の伊豆沼・内沼の本来の植物が植え込まれています。この一体は1991年までは、樹木のまったくない水田でしたが、今ではご覧のようにさまざまな植物が育っています。
 これらの施設づくりや植栽事業は、アムウェイ・ネーチャーセンターの女性を受け実現しました。























サンクチュアリセンター






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