最上川水系に戻る Last update 2004/05/05
河村瑞賢翁像
(酒田市日和山公園)
河村瑞賢翁は元和四年(一六一八)伊勢
に生まれ、すぐれた独創力と行動によって
江戸屈指の豪商となった。
寛文十二年(一六七二)幕府の命により、
出羽の幕府米を酒田港から江戸に回漕する
西回り航路を開発し、わが国の米穀・紅花
などの流通と海運の向上に大きく貢献した。
これにより酒田港の名声は全国に高まり、
日本海有数の良港として繁栄する基礎が築
かれたのである。
酒田市政五十周年の記念事業として、この像を建立する。
昭和五十九年十月吉日
酒田市長 相馬大作