吉田川 水害復興祈願の碑

Go Index 日本の川へ戻る 鳴瀬川へ戻る Last update 2003/04/24


吉田川昭和61年8月5日
水害復興祈願の碑
鹿島台町長 鹿野文永書

 昭和61年8月4日から5日にかけての台風十号による記録的な豪雨により、吉田川左岸四箇所において越水破堤し、被害水田五,六六〇ヘクタール、水没家屋二,三〇〇戸を数えるに至った。また、湛水日数も十日以上の長きに亘そのその惨状は筆舌につくしがたいものであった。
 しかしそれにも負けず、被災後一箇年を経て、黄金色に実る水田を再び見るに至り地元住民及び町村の意欲的な努力をはじめ、建設省による激特事業・災害復旧工事等、まだ途上ではあるが、これらの復興のつち音高きことに心強きの感を持つものである。
 ここに、昨年の氾濫地域を望む台地に「吉田川昭和61年8月5日水害復興祈願の碑」を(社)東北建設協会の寄贈により建立・一日も早い復興と二度とこのような災害の無いことを心から祈るものである。

 昭和六十二年十月十七日
 建設省北上川下流工事事務所長 橋本安弘
 大郷町長 武田壽雄
 大衡村長 佐野小太郎
 鹿島台町長 鹿野文永
 大和町長 木幡恒雄
 富谷町長 若生昭男
 鳴瀬町長 尾形正一
 松島町長 武山仁治
 江合・鳴瀬・吉田川直轄改修促進期成同盟会
 会長 三本木町長 今野元治郎


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