旧横手川

Go Index Back 雄物川水系に戻る Last update 2004/06/12






角間川港船着場跡
 角間川港は雄物川と横手川との合流点にあり、藩政時代は県南屈指の要港だった。享保元年(一七一六)肝煎湯沢屋六右衛門が藩の補助金を得て荷揚場を改築したという説と、天明二年(一七八二)肝煎中島屋堀江八郎右衛門が、これまでの自然港を改修し諸施設を誘致したという説があるように、近世中期において大改修をし、面目を一新し角間川港を県南有数の港として繁栄をもたらした。特に文化文武、天保年代における伸展ぶりは目を見張るものがあった。
 しかし、明治期の奥羽本線の開通によって川港は徐々に衰微の一途をたどり、昭和期には白帆の影は見ることができず、横手川も改修工事で旧川は廃川となり、昭和五〇年に埋立てられ現在に至っている。
大曲市教育委員会





汚水バイパス水路

周辺の宅地からの排水を直接旧横手川に入れないための水路が旧横手川両側に作られている



横手川樋管から旧横手川をみる

浄化用水を横手川から旧横手川に導入(撮影時は導入していない)


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