阿賀野川 阿賀野川頭首工〜県境

Go Index Go River 阿賀野川水系に戻る Last update 2004/07/25










阿賀野川周辺の交通
 阿賀野川の舟運は、遠い昔から続いており、江戸時代にはもっとも盛んになり、会津藩からは、米を運び出し、塩はこの川によって運び入れられ「塩の道(川)」であった。新発田、村上藩の大名は参勤交代に三川村から諏訪峠を越えて津川に通ずる陸路「越後街道」をたどった。
 大正3年に岩越線(磐越西線)が全通し、陸路・水路に変わり、鉄道が大動脈になったが、昭和46年に一般国道49号線が開通し、車社会の発達と共に交通の多様化が進んだ。今日、高速道路「磐越自動車道」の開通により、さらに高速交通の幕開けとなった。

「母なる川」阿賀野川
 源は栃木県と福島県境にある荒海山(標高 1,580m)で福島県田島町から「阿賀川」と呼ばれ日光街道沿いに流れ、猪苗代湖から流れ出る日橋川の水を抱え会津盆地を潤し、尾瀬沼から発する只見川を合わせて新潟県の鹿瀬町に入り名を「阿賀野川」と改め津川町で常浪川、五泉市で早出川と合流し、穀倉地の新潟平野を西下して新潟市松浜で日本海に注ぐ。
 阿賀野川水系の流域は三県(新潟、福島、群馬)にまたがり、7,700平方km、延長210kmになり、豪雪地を流れるため豊かな水量を蓄えており、福島、新潟県の経済・文化の基盤となり、昔から「母なる川」といわれてきた。

●阿賀野川の規模
源流:栃木県・新潟県境の荒海山(あらかいざん)(1580M)
支流水源:日橋川の猪苗代湖、只見川の尾瀬沼
延長:210km 10番目
流域面積:7700km2 8番目
流出量:100億m3/年 猪苗代湖2.6倍分 4番目
発電所:53ヶ所 376万KW 日本の水力発電の約10%



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