伊勢湾台風殉難の碑

Go Index 日本の川に戻る 木曽川水系へ戻る 木曽川に戻る Last update 2006/11/05


桑名市長島町松蔭







伊勢湾台風殉難の碑
 昭和34年9月26日当地方を襲った伊勢湾台風は、木曽三川下流部の堤防を寸断し、 多くの尊い人命を奪って通りすぎて行った。ここは木曽川下流工事事務所長島出張所 松蔭工区のあったところで、この工区事務所において保守警戒に当っていた職員夫妻 は、この夜半、国道一号線より下流部の17ヶ所におよぶ堤防決壊により襲いくる 濁流に呑まれ殉職されたました、また同日海津町外浜地先の長良川にて、しゅんせつ船 の保守に当られた6名の方は最後まで船を死守し転覆沈没により運命を供にされたも のであります。この碑はこれら殉職の方々をまつり再びこの悲しみを繰りかえさない よう祈りをこめて建てられたものであります。両脇にしっかりと愛児を抱え我が身を 犠牲にしても愛児を守ろうとするきびしい母の姿を中心に身命をとして職場に散った 崇高な責任感を象徴したものであります。




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