三栖閘門

Go Index Go River 淀川に戻る 宇治川に戻る Last update 2003/04/01


淀川改修増補工事による宇治川の築堤工事に伴い濠川の間の舟運路を確保するため建設された
昭和4年(1929)完成

閘門延長 有効長83m、閘室長73m
閘門幅員 扉室8m、閘室11m
塔 鉄筋鉄骨コンクリート高さ16.6m
基礎 鉄筋コンクリート井筒
閘室 ラルゼン型鋼矢板長さ7m
ゲート 鋼製ストーニーゲート
 前扉 9m×5m 23.6t
 後扉 9m×9m 37.6t

建設費 30万1,241円













宇治川側の門扉は閉鎖されている



























巻き上機のしくみ

巻上機モニュメント
 巻き上げ機は閘門のゲートを上下に動かす装置です。
 ここでは、実際に後扉室側(現宇治川展望スポット)で使っていた巻上機をモニュメントとして設置しています。

 この案内板は、三栖閘門が造られた時(昭和4年)から閘室の壁として使っていた鋼矢板を再利用しています。

昭和初期の土木遺産 三栖閘門
 三栖閘門は伏見港と宇治川を結ぶ施設として昭和4年(1929)に造られました。2つのゲートで閘室内の水位を調節し、水位の違う濠川と宇治川を連続させて、船を通す施設です。
 昔は、たくさんの船が閘門を通って伏見と大阪の間を行き来していました。
 現在、道路や鉄道の発達にともない、交通路としては利用されていませんが、地域との関わりが深く、歴史的にも大変重要な施設です。
※濠川(ごうかわ)は、「ほりかわ」とも呼ばれています。

三栖閘門資料館
 昔の操作室を復元し、三栖閘門のなりたち、伏見の歴史などを紹介しています

9:00-16:30 火、水曜休館、入館無料


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