五ヶ瀬川に戻る Last update 2000/12/03
岩熊井堰の現地案内板(抄)
江戸時代の享保9年(1724年)に延岡藩家老藤江堅物、郡奉行江尻喜多右衛門が五ヶ瀬川から水を引こうと10年の歳月をかけて、かんがい工事を行い、1734年に井堰が完成しました。井堰は、延岡市内を貫流する五ヶ瀬川の北岸貝の畑と南岸岩熊をせき止めて造られたので、地名をとって岩熊井堰と名づけられました。
当時の堰は、木で枠を造ったもので、かなり丈夫なものでしたが、現在ではコンクリート造りに改められ、地域の農業の発展に大きく役だっています。
堰の長さ 261.55m
堰の高さ 1.60m
堰の幅 4.35m
かんがい面積 460.0ha