伊勢湾台風殉難者慰霊之碑

日本の川と災害 > 日本の災害 > 伊勢湾台風 > 伊勢湾台風殉難者慰霊之碑  Last update 2008/07/09


名古屋市港区春田野3丁目 南陽神社



伊勢湾台風殉難者
慰霊之碑
名古屋市長 杉戸清

碑文
その規模において又惨禍において史上最大といわれた伊勢湾台風が この地を襲ったのは昭和三十四年九月二十六日の夜であった
この日は断続的に強い風雨があった。それが夜半遂に風速五十米余 の超大型台風にのし上った。木が倒れ家が大きく揺れる 恐怖に緊 張に祈りが続く中に突然濁流が流れ●●忽ち●●●に達した
堤防を乗り越えた海が逆落としてなって幾百の人と家を呑む。瞬時 にして全町が泥海と化した。今闇夜●●逆巻く泥海で死●を続け精 根遂に尽きて空しく●き給 けた君を●い更に海岸堤は切断されて 湛水六十余日の悲運を思う時哀感●々として胸をかむ
本日茲に町民の総意と町当局のご指導により 殉難者百九十九人の 霊位を迎えてそのご冥福を祈り奉り併せて再びかかる惨禍を繰り返 えさざらん事を祈念してこの碑を建つ。在天の霊よ安くあれ
    昭和四十年九月二十四日
               名古屋市港区南陽町町内会




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