ナホトカ号重油流出

Last update 1997/02/24


 平成9年1月2日島根県隠岐島北北東約 106kmの海上において、上海からペトロパブロフスクへ向け航行中のタンカーNAKHODKA(ナホトカ号;総トン数13,157総トン)の船首部が折損、後部側が沈没し船首部が漂流した。
 ナホトカ号はC重油約 19,000キロリットルを積載しており、そのうち約 5,000キロリットルが流出し1月8日にはその一部が沿岸に漂着した。
 船首部は約 2,800キロリットル(推定)の重油が残ったまま漂流し、1月7日に福井県三国町の海岸に漂着している。
 流出した重油は2月24日現在、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府、福井県、石川県、新潟県、山形県の1府7県76市町村にわたって漂着した。
 また、船体は水深約 2,500mの海底に沈没、油が少量づつ流出を続けており、被害の長期化が懸念されている。


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