員弁川 大社橋(おおやしろばし)

Go Index 日本の川に戻る 三重県内の川に戻る 員弁川水系に戻る Last update 2005/11/16
















やぶさめ公園由来(神社由緒)
清流のせせらぎとどめるこの堤は明応八年(一四九九)の大洪水により一転現在の流れに変えた員弁側の跡地を永住の里と定めた南大社の先祖が氏神の遙拝所お旅所とした聖地である。
猪名部神社は天下の名工として奈良の東大寺等建立の指揮をとった猪名部氏の代打の祖を祀り就中鎌倉の建久三年以来流鏑馬上げ馬の神事を奉納し毎年四月第一土日曜両日盛大に斉行されている。
本年大社橋竣工に際し記念として”やぶさめ公園”を造成した。
日本の歴史に明記される建築技術学問器用さを与える神として末永く神徳燦然と輝くであろう。
後世にこの尊い歴史を伝う。
 平成五年三月
  建碑奉献一色建設株式会社

東員町のあらまし
 東員町は、昭和二九年一一月神田・稲部・大長の3村が合併して東員村となり、翌三〇年一一月久米村大字中上を編入、四二年四月町制を施行し現在に至っている。
 本町北部には旧領地が広がり、町の中央部には員弁川が東西に貫流し水に恵まれた豊かな平坦地が形成されている。また、この地域は名古屋から30kmで名古屋圏に属し、桑名・四日市の両市に隣接して道路網の整備が進んでいる。
 この自然に恵まれて米作を中心に田園地帯を残しながら、町長期総合計画に基づき北部丘陵地は周辺都市のベッドタウンとして整備が進み、また全域にわたる相次ぐ工場の進出により工業化も著しく、中部圏都市整備区域として着々整備が進んでいる。
 ここを流れる員弁川はアユ・白ハエの釣場として太公望に有名であり、特にアユの「はねあみ」は独特の漁法として知られている。また左岸前方には由緒深い猪名部神社があり、毎年四月の第一土・日曜日には八百年余の伝統をもつ上げ馬、流鏑馬行事で有名な大社祭が行われる。なかでも上げ馬行事は人馬が一体となり三・三メートルの断崖を駆け登る勇壮なものである。
      平成五年三月


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