高羽川

Go Index 日本の川に戻る 兵庫県内の川に戻る Last update 2000/11/26


高羽川は平成7年1月17日兵庫県南部地震により護岸崩壊等の甚大な被害を受けた
高羽川は河口部から改修に着手していたが、被災区間は未改修あり治水上必要な断面の確保をあわせて復旧することとなり、災害復旧助成事業として採択された
右岸は護岸まで被災した家屋が迫っており、左岸は道路として利用されているところから、断面を拡大することが困難であったため、地下にトンネル河川を設置し、地上部とあわせて必要な断面を確保している

平成7年1月17日兵庫県南部地震による被災状況





地上河川と地下河川の合流部















成徳小学校前の河川広場

ビオトープが作られている











二級河川高羽川

 兵庫県南部地震により、多くの河川が被害を受けました。高羽川もその一つで、被災区域を中心とした全面的な河川改修を行うこととなりました。
 以前の河川は、非常に小さな流過能力しかありませんでした。そこで新しく地下に河川を作り二重構造の河川にし、改修後は上流からの洪水を地下河川で流下させることにしました。
 なお、改修にあたっては現況護岸の補強をはかり、また環境に配慮し護岸や河床において自然石による石積や玉石張り、コンクリート面に化粧型枠を使用しました。さらに、周辺住民のみなさんに親しみのある”高羽川”となるよう河川広場の整備をしています。

河川災害復旧助成事業の概要

事業名 河川災害復旧助成事業
事業箇所 神戸市灘区友田町〜深田町
事業期間 平成7年度〜平成10年度
施行延長 L=620.0m
施 行 兵庫県
計画諸元
 流域面積 0.72km2
 計画高水流量 31.0m3/sec
 (地上河川 6.0m3/sec)
 (地下河川 25.0m3/sec)

命の輝き

阪神・淡路大震災によりここ成徳小学校でも六人の尊い命が失われました
みんなで助け合い励まし合って悲しみの中から立ち上がったことを
そして、この六人の友達のことを決して忘れません
これからも命を大切にし苦しいことや悲しいことに負けず輝かせて生きていきます
一九九九年三月
 神戸市立成徳小学校

(説明板記載内容の抜粋)







地上河川最上流部

ここから地上部にへ平常時の流れが流入

二段河川分岐部分






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