長崎県内の二級河川
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1999/06/12
- 中島川水系
- 中尾川・水無川(雲仙普賢岳噴火災害)
- 相浦川(佐世保市)
佐世保市
床止めからの取水
- 戸石川(平戸市)
幸橋 重要文化財(昭和53年1月21日指定)
橋長 19.26m、幅員 5.12m
「幸橋は平戸港近くの河口に構築された石造の高欄付単アーチ橋で、元禄15年(1702)第三十世平戸藩主椎香公が平戸の石工達に造らせたものである。
架橋の技術は、平戸オランダ商館建造に従事した石工豊前が見習い覚え、地元の石工達に伝授したものと伝えられ、別名オランダ橋と呼ばれるゆえんとなっている。
平戸がオランダとの貿易港として栄えた頃の石造技術を継承したものとして重要な遺構である。
当初は渡し船で往来していたが、寛文9年(1669)二十九世平戸藩主天祥公により無柱式木橋が架けられ、これによって往来が便利になったので幸橋と名づけられた。
しかし、三十年余り後に破損し、石造アーチ橋に架け替えられた。これが現在の幸橋であり、阿翁石(鷹島石)と呼ばれる玄武岩を用いている。
また、幸橋御門(西口門)は、正徳5年(1715)亀岡城築城に伴って造られたものであり、路面調査時に礎石等が確認され、昭和59年当時の姿に復元した。」
(平戸市教育委員会の現地案内板による)
河川の管理
長崎県土木部河川課
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