清武川 木花頭首工

Go Index 日本の川に戻る 宮崎県内の川に戻る 清武川に戻る Last update 2002/11/30


木花頭首工






木花頭首工の歴史

 昔からこの正蓮寺地区一体は、沼地や湿田が多い為、場所によっては、牛や馬も使えず、農家の人達は、大変な苦労をして田や畑を耕していました。
 そこで、明治44年(1911年)に地区の有志松田幸平、長友文吉、佐藤伝吉氏達が中心となって水路の工事を行い、用水不足や湿田は解消されましたが、その後、旧蛎原井堰(かきばるいぜき)、正蓮寺井堰、向田揚水機(水をポンプで汲み上げて水路に流す施設)をまとめて現在地に移し、6年の年月をかけ昭和47年にコンクリート造りの頭首工が完成しました。これが木花頭首工です。
 これにより永い年月にわたる先輩達の苦労も一挙に解決されました。
 現在では、ここから用水路を利用して、蛎原、木花一帯の田んぼに水が引かれ地域の発展に役立っています。

頭首工の大きさ
 堰の長さ 116.0m
 堰の高さ 3.0m
 関係面積 378.0ha

管理者 清武川土地改良区



木花頭首工脇の水神


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