日本の川に戻る 沖縄県内の川に戻る 安波川に戻る Last update 2004/04/07
国頭郡国頭村
ダム諸元
位置 国頭郡国頭村字安田福地原地先
河川名 普久川
ダム
型式 重力式コンクリートダム
堤高 (m) 41.5
堤頂長(m) 210.0
堤体積(m3) 70,000
貯水池
集水面積(km2) 8.9
湛水面積(km2) 0.31
総貯水容量
有効容量(m3) 2,550,000
堆砂容量(m3) 500,000
計 (m3) 3,050,000
有効容量
洪水調節容量(m3) 1,600,000
利水容量(m3) 950,000
計 (m3) 2,550,000
利水容量
不特定用容量(m3) 150,000
上水用容量(m3) 590,000
工水用容量(m3) 210,000
計 (m3) 950,000
設計洪水位(EL.m) EL.135.0
サーチャージ水位(EL.m) EL.133.5
常時満水位(EL.m) EL.127.0
最低水位(EL.m) EL.120.0
概要
普久ダムは、安波川との合流点より上流約4.6kmに建設された重力式コンクリートダムで、昭和46年度実施計画調査を開始し、昭和53年9月より工事用道路に着手し、昭和55年11月よりコンクリートを打設し、昭和57年度に完成した。
ダムのやくわり
●洪水調節
河川の流域に降った雨を一度に流さないで、ダムに一旦貯め下流に被害の生じないだけの水を徐々に流し、ダム下流域を水害から守ります。
●流水の正常な機能の維持
河川の水が少ないときには、ダムに貯めてある水を河川に放流して、河川の環境を保全し、また今まで河川の水を利用してきた人々に安定的に水を補給します。
●都市用水の開発
河川の流量が多いときには、流水をダムに貯めて徐々に流すことにより、生活用水や工業用水などに必要な水を開発します。
北部5ダム運用
北部ダム統合管理事務所で管理している6つのダムのうち5つのダム(福地・新川・安波・普久川・辺野喜)は、調整水路(トンネル)で結ばれています。これは一つ一つのダムを管理するより5つのダム全体を一つのダムと考えて、水の量を調整した方が最も効率的に運用出来るからです。