比謝川栄橋

Go Index 日本の川に戻る 沖縄県内の川に戻る 比謝川に戻る Last update 2004/04/04


栄橋

栄橋は二重アーチ式の鉄筋コンクリートの橋梁で二重橋ともよばれた。この橋は台南精糖株式会社(沖縄精糖株式会社の全身)嘉手納工場に牧原・久得からのさとうきび搬入の目的で1930(昭和5)年頃に建造された。コンクリート床板の中央には鉄軌道(レール)が敷設され馬にひかせたトロッコ(形状は荷馬車)でさとうきびが運搬された。
 この橋の開通式には、牧原の津覇さん一家親子3代(実令・実義・実啓)が渡り初めをしたという。しかし、去る太平洋戦争沖縄戦において、昭和20年3月末頃に米軍侵攻阻止のため、旧日本軍の手によって爆破された。かって学生の遠足や散策地だったこの橋も橋桁の基礎部分と床板の鉄骨のみが残り、現在にいたっている。


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